アニメ版School Days第12話(最終話)

Nice boat. として有名になった最終話。

誠は言葉と一緒にクリスマスイブを迎えようとするが、世界は誠の家で
夕食を作って待っていた。世界は妊娠しているのだから誠争奪戦は自分が勝った、
と云う感じで居たのだが、誠は突然妊娠の事を云われて混乱していて、
更にその優柔不断な性格故に、偶然遭って自分を受け入れてくれる言葉を選ぶ。


一旦は世界は誠の家から出て行くが、言葉が居る時機に玄関で言葉と会って
引っぱたく。しかし誠は世界でなく言葉を選んだので事実を見せ付けるように
して世界を玄関から追い出す。


そんな世界に、誠から病院を紹介すると云う内容のメールが届く。世界は
それで狂気したのか、病院の件で話があると云って誠の家に上がり込み、
お茶を淹れると云って台所に行き、そこにあった物か持参した物か不明だが
包丁を誠に向ける。


世界が居なくなった誠の家に言葉が上がり込むと、誠は息を絶えていた。
本当はここで首を切断する描写があるはずなのだが、それは放映出来なかったカナ。
その首を持って学校の屋上で世界を待つ。言葉は世界が妊娠している事を否定し、
確かめようと最後にノコギリで刺す。そして強烈な台詞、
「やっぱり嘘だったんじゃないですか。中に誰も居ませんよ」


最後の場面は、首だけの誠をクルーザーの上で抱きしめる言葉。
二人きりになったと嬉しがる。正に Nice boat. な最後。


地上波でこれの放映無理だと云う事前情報には接していたけど、本当だ。
エルフェンリートでさえ R15 だったのだから、これは地上波では無理だろう。
エルフェンリートは肌の露出が原因じゃなく、寧ろ血の場面での年齢制限。
AT-X で年齢制限付けてぎりぎり放映出来るレベルだった。因みに地上波
放映時はその辺を編集してたらしい。


かなりショックを受けた人が多かったようだけど、同じように首に異様な
愛着を持って行動する人の話が京極夏彦の作品であって、私はそっちを
連想した。